フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは8月31日、豊橋インポートセンター内特設会場で「フォルクスワーゲン・ディーラー・パフォーマンス・コンテスト2008」決勝大会を開催した。
今回は昨年を上回る243ディーラー、741人が「サービステクニシャン」「セールスエグゼクティブ」「アドバイザー」「パーツ」の各部門の全国予選に参加し、決勝に勝ち進んだ46人の選手がそれぞれ競った。
今回のサービステクニシャン部門とアドバイザー部門のそれぞれの優勝者は、フォルクスワーゲンAGが10月24、25日に全世界のフォルクスワーゲン・サービステクニシャン、アドバイザーを対象に開催する「Service Qualification World Championship(SQWC)」に日本代表選手として出場する。
ディーラーパフォーマンスコンテスト2008では、車両修理、販売時の接客、サービス入庫時の受付対応、部品検索など、ディーラー業務に関する各分野で必要となる専門知識、実務能力について、学科試験と実技試験による審査を行った。サービステクニシャン部門では、電子マニュアルや診断機器を用いて故障診断を手順通り行ったか、不具合の発生している箇所の構造や回路を熟知しているかが問われた。
セールスエグゼクティブ部門では「顧客の話を良く聞くスキル」や「ニーズを引き出すスキル」、それらをもとに「顧客に合った提案を行うシナリオ力・伝える力」などのコミュニケーション能力が試された。アドバイザー部門では「基本的な接客能力」「専門知識に基づいた適切なアドバイス力」を審査した。パーツ部門では、必要な知識に加え、部品検索システムを活用していかに早く正確な部品検索ができるかを競った。
競技の結果、サービステクニシャン部門ではVW平塚の松本卓選手、アドバイザー部門ではVW湘南藤沢の井坂賢二選手が優勝した。セールスエグゼクティブ部門はVW世田谷の飯塚健選手、パーツ部門ではVW滋賀の本郷貴充選手がそれぞれ優勝した。