8月30日夕方、東京都足立区内で、バス停に停車していた路線バスに対し、後ろから進行してきた大型トラックが追突した。トラックを運転していた37歳の男性は胸部強打で意識不明の状態だったが、後に脳内出血を起こしていたことが発覚している。
警視庁・西新井署によると、事故が起きたのは8月30日の午後5時ごろ。足立区西新井本町5丁目付近の都道で、東武バスセントラルの運行する路線バス(北千住駅発/西新井大師行き)がバス停に停車していたところ、後方から蛇行しながら進行してきた大型トラックが減速しないまま追突した。トラックはそのまま暴走を続け、歩道の自転車にも接触した後、ようやく停止した。
衝突によってバスは中破。乗客乗員11人が打撲などの軽傷。自転車に乗っていた65歳の女性も軽傷を負った。
トラックは路上駐車していた乗用車に衝突した後、蛇行しながら約200mを走行しており、警察では乗用車に衝突する直前に運転の男性が脳内出血を起こし、意識不明になっていた可能性が高いと推測している。