日本自動車輸入組合が発表した8月の輸入車新規登録台数は、前年同月比35.5%減の1万1676台となり、大幅に落ち込んだ。ガソリン価格が高い水準にあるため、輸入車を買い控える動きが加速している模様だ。
このうち、外国メーカー車は同28.4%減の1万316台と大幅マイナスだった。フォルクスワーゲン、メルセデスベンツ、BMW、アウディ、MINI、ボルボ、と主要ブランドがほとんど前年割れとなった。
日本メーカーの海外生産車は、同63.1%減の1360台と、前年同月の半分以下の台数にまで落ち込んだ。日産の『デュアリス』が輸入から国内生産に切り替わったことなどが影響した。
車種別では、乗用車が同41.0%減の1万0570台だった。貨物車は同494.6%増の1106台と約5倍に増えた。