【新聞ウォッチ】ソニー バイオ が異常発熱、後手の対応に疑念

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【新聞ウォッチ】ソニー バイオ が異常発熱、後手の対応に疑念
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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2008年9月5日付

●自民総裁選4氏出馬へ 麻生、小池、与謝野、石原伸氏(読売・1面)

●ソニー、バイオ44万台修理、異常発熱「設計ミス」(読売・2面)

●「大型車離れ」加速、8月新車販売 輸入車35.5%減(読売・10面)

●環境ディーゼル国内に根付くか、日産SUV投入(朝日・11面)

●トヨタ、世界生産V2確実 08年計画、販売首位も濃厚(朝日・11面)

●プリウス8月販売10位浮上(朝日・11面)

●新型ハイブリッド「インサイト」ホンダ初公開(朝日・11面)

●追い込まれた米ビッグ3 「日本車たたき」再燃を懸念(毎日・11面)

●トヨタ、欧州で研究開発強化、125億円投じ拠点拡充(日経・11面)

●ハイブリッド「東北で生産」トヨタ会長(日経・11面)

●ヤマハ発、下振れの公算(日経・15面)

●新興国で稼ぐ、三菱自、ロシア、北米不振補う(日経・15面)

●ホンダ58万台をリコール、燃料ポンプに不具合(日経・38面)

ひとくちコメント

ソニー製のノートパソコン『バイオTZ』シリーズの一部機種で異常発熱の恐れがあるとして、ソニーは世界で発売済みの44万台を対象に無償で点検、修理に応じると発表した。

きょうの読売、東京が1面準トップ、毎日、産経、日経も社会面で大きく報じている。ただ、朝日はホンダなどのリコール記事同様に社会面での地味な扱い。

不具合が確認されたのは全世界で209件(うち国内が83件)。全体で軽度のやけどが7件報告されている程度だが、読売などが大きく取り上げたのはそれなりに理由がある。ソニーが2007年8月には顧客から指摘を受けて、問題を把握していたにもかかわらず、経済産業省への報告は今年8月。公表まで1年もかかったためだ。

しかも、ソニーは06年にパソコン用リチウムイオン電池でリコールが相次いだが、その時も問題が表面化して2か月後にようやく記者会見を開いた。隠ぺい体質による度重なる後手の対応でソニーブランドへの失墜が一段と強まる可能性もある。

《福田俊之》

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