鉄道総研技術フォーラム08…ハイブリッド電車の急速充電

自動車 ニューモデル 新型車
鉄道総研技術フォーラム08…ハイブリッド電車の急速充電
鉄道総研技術フォーラム08…ハイブリッド電車の急速充電 全 5 枚 拡大写真

東京・国分寺市の財団法人鉄道総合技術研究所(JR総研)は4 - 5日、「鉄道総研技術フォーラム2008 環境と調和した鉄道を目指して」を開催、現在進められている鉄道関連の研究テーマなどを一般公開した。

このフォーラムは、講演・展示・見学・成果等紹介の4つのカテゴリで構成。そのなかの見学プログラムのひとつ、「車両部門『架線・バッテリーハイブリッドLRVの1500V急速充電』」では、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の全額補助を受けて研究が進められている、架線ハイブリッド(架線レス)LRV『ハイ!トラム』に試乗することができた。

今回のハイ!トラム試乗では、電気自動車やハイブリッドカーなどでも重要視されている急速充電(1500V)のシーンを見学。鋼製の架線の下に停止し、パンタグラフを上げ充電が開始される。バッテリー充電は約15秒程度。車内のエネルギー表示モニターのバッテリー残量メーターがぐんぐん上昇するのを確認した。

総研によると、ハイ!トラムが路線途中の停留所での充電を模擬した実験結果では、バッテリー電流1000Aで60秒充電で、空調などを稼動しない場合、距離にして約8kmの走行が可能という。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  4. ホンダ『CB1000F SE コンセプト』を世界初披露! カウルが付いてネオレトロ感アップ、MSショーからの変更点もチェック!
  5. 自動車購入の落とし穴! 公取協・公取委の警告から学ぶ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る