ホンダは、水冷・4ストロークエンジン搭載のモトクロス競技専用車『CRF450R』をフルモデルチェンジして10月14日から発売すると発表した。
今回、CRF450Rは、HRC(ホンダ・レーシング)のモトクロスワークスマシンに投入し、実戦でその性能を証明してきた「電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)」を新たに採用するとともに、エンジンを新設計し、大幅な燃費と出力特性の向上を図った。
フレームも新設計とすることで、高剛性化と軽量化を両立、PGM-FIを新たに搭載しながら2008年型モデルよりも軽量化を実現した。車体はマスの集中化を行いながら、前・後輪の重量配分を大幅に見直すことで加速性能を高め、自由度の高いライディングフォームを実現するスリムな車体デザインに仕上げた。
価格は86万1000円。