【メルセデスベンツ Aクラス 改良新型】上質な走りは健在

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【メルセデスベンツ Aクラス 改良新型】上質な走りは健在
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マイナーチェンジをおこなったメルセデスベンツ『Aクラス』は、走行性能に関わる部分では大きな変更点はないものの、メルセデスベンツのエントリーモデルとしての上質な走りは健在だ。

メルセデスベンツ日本商品企画部の緒方路恵さんは「Aクラスはセレクティブダンピングシステムやオートトロニック(CVT)などのコンパクトカーマーケットをリードするメルセデスの先進技術が装備されていますので、快適性の高い走りをもたらしてくれます」

「また、今回のマイナーチェンジから10・15モード燃費も約6%向上させていますので、燃費が気になるお客様にもおすすめです」とコメント。

今回から2リットルモデルは姿を消し、1.7リットルの「A170」と「A170エレガンス」の2グレードとなったが、ベースモデルのA170でもコンパクトカートップレベルの快適性の高さを実感できる。ドアを閉めた瞬間から遮音性の高さが感じられ、走行中もCVTが低回転を維持しながら走ってくれるので、高速巡航中は高い静粛性が保たれているのだ。

乗り心地は、オプションの16インチタイヤを履くモデルでもしなやさがあり、このあたりの快適性の高さは、ライバルの欧州コンパクトカーよりも優秀だ。ハンドリングはセンター付近の動きが少し曖昧なのでピシッとした印象は薄いが、街乗り中心のコンパクトカーとしては、これぐらいがちょうどよいレベル。

1.7リットルのSOHCエンジンは、素早く速度を乗せたい時の加速感は今ひとつだが、街中を走っている時はアクセルを少し踏んだだけでもスムーズに加速してくれるので日常的な使い方なら力不足を感じることは少ないはずだ。

最近は大きなクルマからコンパクトカーに買い替える人が増えているが、コンパクトカーでは走りの質感が下がってしまいがちになるのも事実。だが、Aクラスなら高級セダンから乗り換えても、不満を感じることのない快適な走りと質感の高さを備えている。

《岡島裕二》

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