今週末の13・14日、ツインリンクもてぎで、SUPER GTの第7戦「MOTEGI GT 300km RACE」が開催される。NSX勢が01シーズンより続くもてぎ8連覇を狙う。
今年もツインリンクもてぎでの1戦は、「ノックダウン」方式の予選が行なわれる。いわゆる、F1でお馴染みのノックアウト方式のことで、予選を3セッションに分け、規定の順位以内に入らないと次のセッションに進めないというルールだ。
昨年は、クラスごとにまず15分間の第1セッションが行われ、GT500クラスは上位12台、GT300クラスは上位20台が選出。続いて10分間の第2セッションが実施され、GT500は8台、GT300は10台に絞り込まれる。そして最終第3セッションも10分間で、ここで上位グリッドが決定という具合だ。
今年も同じルールの予定だが、さらに難度を上げる要素が追加される。ひとりのドライバーだけで3セッションすべてを走るのは禁止というものだ。つまり、セカンドドライバーにもエースと同等の速さが求められ、またエースをどのセッションで走らせるかといったことがポイントとなる。
ドライバーズ・ランキングは、GT500クラスのNSX勢のエース18号車「TAKATA 童夢 NSX」の道上龍/小暮卓史組が53点でトップ。それを4点差の49点で、GT-R勢のエース23号車「XANAVI NISMO GT-R」の本山哲/ブノワ・トレルイエ組が追う。なんと5位までわずかに8点差という状況だ。
GT300クラスは、46号車「MOLA レオパレス Z」の野一樹/安田裕信組が61点でトップ。それを3点差で43号車「ARTA Garaiya」の新田守男/高木慎一組が追う。3位の7号車「ORC雨宮SGC-7」の井入宏之/折目遼組も、トップから7点差の54点で食らいついている。
当日自由席観戦券は、予選日が大人(高校生以上)3000円、子供(3歳 - 中学生)700円。決勝日は大人6000円、子供700円。決勝日の指定席観戦券なども用意されている。