小田急の複々線工事、住金のサンドイッチセグメントを採用

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小田急の複々線工事、住金のサンドイッチセグメントを採用
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住友金属工業は、同社独自のトンネル工事用セグメント「サンドイッチ型合成セグメント」が小田急複々線地下化工事の矩形トンネルに採用され、セグメントの組立工事が完了したと発表した。

セグメントを用いた矩形トンネルとしては、世界最大級となる。

このセグメントは、シールド工事用セグメントとして開発・商品化したが、今回の工事には推進工法を採用、セグメントも推進工法用セグメントとして使用された。

サンドイッチ型合成セグメントは、外面を鋼殻で覆い、その内部にコンクリートを充填し、鋼板とコンクリートを一体化した合成構造のセグメント。この合成セグメントは、RCセグメントよりも、高剛性・高強度で、セグメント厚さを薄肉化できるのが特長だ。

今回の工事では、トンネル幅は10mを超える空間が必要で、周辺環境の制限(トンネルの勾配など)から、トンネル断面は矩形に限定された。さらに、環状7号線道路直下のため、性能面に優れている「サンドイッチ型合成セグメント」を採用した。

《レスポンス編集部》

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