東京ビッグサイトで開催された「国際物流総合展2008」(9 - 12日)で、新商品のテレマティクスを前面に押し出してPRしていたのが日野自動車である。その商品名は「ひのこんぱす」。
同製品は8月25日発売したもので、いすゞ自動車が2004年に始めた「みまもりくんオンラインサービス」と似ている。「この最大の特徴は、ドライバーの利便性を考え、タッチパネル方式を採用していることです」と日野自動車関係者。
現在、運送業者などからの問い合わせが殺到し、100 - 150件が商談中だという。「いすゞの商品より機能的に優れているので、一気に普及をさせていきたい」と同社関係者は強調し、隣でブースを構えている日産ディーゼルが2年前に始めた「UDテレマティクス」は眼中にない様子だった。