NTN、円すいころ軸受を生産する子会社を岡山県に新設

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NTNは、円すいころ軸受事業を拡大するため、岡山県赤磐市にNTN赤磐製作所を設立したと発表した。

世界各地での資源・エネルギー問題を背景に、自動車向け、建設・鉱山機械や農業機械などの産業機械向けの円すいころ軸受の需要が拡大している。同社は国内では、現在岡山製作所、桑名製作所、三重製作所の3工場で円すいころ軸受を製造しているが、新たにNTN赤磐製作所を加えることで、生産能力を増強するとともに、リスクを分散する。

NTN赤磐製作所では、今後需要の伸びが期待される自動車向けの小型・軽量、長寿命、高機能な小形円すいころ軸受、産業機械向けの大形円すいころ軸受などを製造する。特に小形円すいころ軸受は、NTN独自開発の特殊熱処理技術を活用した、FA円すいころ軸受の量産体制を確立し競争力の強化を図る。

NTN赤磐製作所は、2009年9月から生産を開始する。当初は従業員約70人でスタートし、需要の増加に対応し2年後の2010年度末に月産70万個、5年後の2013年度末には月産200万個まで順次生産能力を拡大する。

《レスポンス編集部》

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