ETCによる機械式駐車場の入庫システム…新明和エンジニアリング

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ETCによる機械式駐車場の入庫システム…新明和エンジニアリング
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新明和工業の100%出資会社、新明和エンジニアリングは、ETC車載器を利用した機械式駐車設備の入庫システムを開発、16日から受注を開始した。

これまで、マンションやテナントビルなどに併設する機械式駐車設備に入庫する場合、運転者が一旦車両から降りて、操作盤に暗証番号を入力するなどしてパレットを呼び出す必要があった。

今回開発した入庫システムを導入することで、機械式駐車設備の入庫口に進入してきた車両をマイクロ波および赤外線で検知し、あらかじめ登録されたETC車載器の管理番号をDSRC(狭域通信)無線装置で読み取り、自動的に入庫するパレットを呼び出すことができる。

運転者は降車する必要がないことから、雨天時に加え、高齢者や身体障害者でもスムーズに入庫できるほか、入庫完了までの時間も短縮される。

また本システムでは、業界初となる、利用者に付与されるIDカードを操作盤にかざすだけでETC車載器の情報が登録できるシステムを備えている点も特長。

価格は新設時:200万 - 300万円、リニューアル時:400万 - 500万円。販売目標は2009年度に10台。

《高木啓》

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