愛知製鋼、3軸磁気ジャイロセンサーを開発…PNDに応用も

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愛知製鋼は18日、世界初の3軸磁気ジャイロセンサー『AMI304』を開発し、ゲーム機や携帯電話用に9月から販売を開始したと発表した。

磁気式ジャイロセンサーは3軸磁気センサを回転したときの地磁気ベクトルの変化速度から角速度を計算する。磁気式はジャイロセンサーの中で最も構造がシンプルだがこれまで実用化されていなかった。同社はMIセンサーの精度向上と独自のジャイロ計算プログラムの開発により世界で初めて開発に成功した。

同製品は3軸の角速度を静止から高速回転の幅広い範囲で検知することができる。手や腕の動きをそのまま検知できるので、体感型ゲームのゲームコントローラーに使用すると、よりリアリティの高いゲームを体感できる。

また、高精度電子コンパスとしての機能も有しているため、小型携帯カーナビ(PND)の方位補正への応用も期待できるとしている。

《編集部》

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