弟分チームであるスクーデリア・トーロロッソがイタリアGPで(14日決勝)優勝し、嬉しいながらも複雑な気持ちでいるのが兄貴分であるはずのレッドブル・レーシング。
ほぼ同シャシーと同テクノロジーを使いながら両者の差が出ている原因は、エンジンサプライヤーのルノーにあるとオーナーのディートリッヒ・マテシッツは主張している。
「ここ数か月、われわれはF1でのベストに入るシャシーを完成させることができている。しかし我々にはハンディキャップがある。それはルノーエンジンだ。トーロロッソが搭載するフェラーリエンジンは何の問題もない。それこそがトーロロッソがレッドブルより速い原因だ」とマテシッツは語っている。