日本鉄鋼連盟が発表した8月の鉄鋼生産概況によると、粗鋼生産量は前年同月比2.2%増の1018万tと順調だった。
銑鉄生産は739万8000トンで同1.5%減となり、2か月連続マイナスとなった。粗鋼生産は1018万2000tと、同2.2%増で8月としては過去最高だった。6か月連続1000万t台乗せとなり、前年同月比では27か月連続プラスとなった。
炉別生産をみると、転炉鋼が773万3000t、同0.5%増、電炉鋼が244万8000t、同8.0%増となった。
鋼種別生産では、普通鋼が797万1000t、同1.5%増で、特殊鋼が221万t、同4.9%増だった。
熱間圧延鋼材(普通鋼、特殊鋼の合計)生産は891万6000t、同0.3%増となり、27か月連続プラスとなった。