VWから初の本格ピックアップトラック

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VWから初の本格ピックアップトラック
VWから初の本格ピックアップトラック 全 7 枚 拡大写真

フォルクスワーゲンは9月22日、ドイツで開幕したハノーバー商用車ショーで、『コンセプトピックアップ』を発表した。最大積載量1トンクラスの小型ピックアップトラックで、2009年末の市場投入を計画している。

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ショーに出品されたコンセプトカーは「SAR」仕様。SARとはサーチ&レスキューの意味で、浜辺をパトロールする海難救助車両のことを指す。ルーフ上の青色灯などの装飾を取り除けば、2009年に登場する市販車の姿が浮かび上がる。

新型のボディサイズは全長5180mm×全幅1900mm。ピックアップトラックとしては小型だ。ショーモデルは4ドアのダブルキャブ仕様で、乗車定員は4名。フォルクスワーゲンは「『シロッコ』や新型『ゴルフ』など、最新VW車に共通するデザインDNAを持たせた」と説明している。

フロントは横基調のグリルと一体になったヘッドランプを採用。『ゴルフ』を思わせる顔つきだ。また、ボディサイドにはタフで力強いイメージ演出に欠かせないオーバーフェンダーを採用。リアに回ると、縦長の大型テールランプや荷台左右のロールバーが目を引く。

荷台の作りこみは万全。荷台長は1550mmを確保。欧州の荷物規格「ユーロパレット」の積載が簡単にできるように工夫したほか、荷台両サイドやゲート裏側には豊富な収納スペースを設けている。

生産はフォルクスワーゲンのアルゼンチン工場で2009年秋にスタート。2009年末からブラジルを中心にした南米各国、南アフリカ共和国、オーストラリア、東南アジア、欧州で順次発売される。これらの市場では、トヨタ『ハイラックス』、日産『ナバラ』などと競合。ピックアップトラックのメイン市場は北米だが、フォルクスワーゲンは新型の北米投入は予定していない。北米の顧客はフルサイズを好む傾向が強いためと推測できる。

フォルクスワーゲンは新型の年間販売台数について「初年度は全世界で10万台」と控えめなコメント。『ゴルフ』顔のピックアップトラックとくれば、日本でも受けそうな気がするが、皆さん、いかがだろうか。

《森脇稔》

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