クライスラーから3つのEVモデル

自動車 ニューモデル 新型車
クライスラーから3つのEVモデル
クライスラーから3つのEVモデル 全 7 枚 拡大写真

GMのシボレー『ボルト』に真っ向勝負、としてダッジ『EV』計画を発表したクライスラーだが、同社では3つのモデルでのEV販売計画が進行中。少なくとも1つのモデルはボルトが販売される2010年末までに市販化の予定だという。

その3つのモデルとは、ロータスの軽量アーキテクチャーを採用し独自デザインのボディを被せたEVスポーツカー、ダッジ『EV』、ジープ『ラングラー』をベースにしたオフロード性能も楽しめるジープ『EV』、クライスラー『タウンアンドカントリー』をベースとしたクライスラー『EV』、というなんともユニークなもの。

GMのボルトはコンパクトタイプのセダンで、燃費節約を目的とした、いわばトヨタ『プリウス』、ホンダ『シビックハイブリッド』などに対抗するモデルだが、クライスラーはずばり「アメリカ人の嗜好をEVで表現する」作戦に出たといえる。

クライスラーでは「2020年には全米の車のおよそ半数がEVかハイブリッドになる」と大胆予測。そのためにはすべてのモデルでのEV開発が必至となる、という。

ハイブリッド開発などではGMやフォードと比べても遅れを取っている、と見られていたクライスラーの突然の「カミングアウト」に業界アナリストらも驚きを隠せない。エコカーの旗手としてクライスラーが一気に浮上するのか、注目度は高い。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  5. 『GRカローラ』『フリード』『ソリオ』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が適合
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る