三井造船、タンカー引き渡し…船幅42mで最大級

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三井造船は、千葉事業所で建造中だったパナマ国ポラリス・タンカー・コーポレーション向け11万重量t型ダブルハル・アフラマックスタンカー「アトランティック・エクスプローラー」が完成し、船主に引き渡した。

この船は船幅42メートルで載貨重量11万tを達成した三井造船建造のアフラマックスタンカー10隻目となる。

貨物タンク容積は、幅42mのアフラマックス船型としては最大級の12万6000立法m、載貨重量も11万tを確保。最新の船首バルブおよび船尾形状を採用し、アフラマックスクラストップの推進性能を達成している。

貨物艙は、3種類の油の積み分けが可能で、自動浚油装置付きの3台の貨物油ポンプで効率よく同時荷揚げができるほか、バラストポンプを2台装備しバラスト水操作の効率化を図っている。

船舶からの油による海洋汚染を防止するため、燃料油タンクの二重構造化、ポンプ室の二重底化を実施している。

さらに、測位装置として、DGPS航法装置2台を装備し、衛星航法に万全を期しているほか、電子海図表示情報システム(ECDIS)、自動船舶識別システム(AIS)、航海情報記録装置(VDR)を装備し、航路計画、航行の安全に寄与している。

《レスポンス編集部》

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