三井造船、タンカー引き渡し…船幅42mで最大級

自動車 ビジネス 企業動向

三井造船は、千葉事業所で建造中だったパナマ国ポラリス・タンカー・コーポレーション向け11万重量t型ダブルハル・アフラマックスタンカー「アトランティック・エクスプローラー」が完成し、船主に引き渡した。

この船は船幅42メートルで載貨重量11万tを達成した三井造船建造のアフラマックスタンカー10隻目となる。

貨物タンク容積は、幅42mのアフラマックス船型としては最大級の12万6000立法m、載貨重量も11万tを確保。最新の船首バルブおよび船尾形状を採用し、アフラマックスクラストップの推進性能を達成している。

貨物艙は、3種類の油の積み分けが可能で、自動浚油装置付きの3台の貨物油ポンプで効率よく同時荷揚げができるほか、バラストポンプを2台装備しバラスト水操作の効率化を図っている。

船舶からの油による海洋汚染を防止するため、燃料油タンクの二重構造化、ポンプ室の二重底化を実施している。

さらに、測位装置として、DGPS航法装置2台を装備し、衛星航法に万全を期しているほか、電子海図表示情報システム(ECDIS)、自動船舶識別システム(AIS)、航海情報記録装置(VDR)を装備し、航路計画、航行の安全に寄与している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 高速道路料金も「変動制」導入、来年度から全国的に順次拡大[新聞ウォッチ]
  2. トヨタ、“若者離れ”に窮余の一策、全職種で65歳以上も再雇用[新聞ウォッチ]
  3. 三菱『デリカD:5』ついにフルモデルチェンジへ! 車名は「D:6」!? 2025年内発表か
  4. 日産が新型ミニバン『タウンスター・エバリア』を欧州発表…EVも設定
  5. マフラー選びの決め手、『合法性と性能の両立』が求められる~カスタムHOW TO~
  6. 【ホンダ N-BOX 新型試乗】「屈指の名作」第2世代からの長足の進歩を求めるのは酷?…井元康一郎
  7. BMWモトラッド、「自動シフトアシスタント」発表
  8. 新車『GRカローラ』で2年連続のD1王者へ!Team TOYO TIRES DRIFTに松山北斗が加わる…モーターファンフェスタ2024
  9. アルファロメオ『ジュニア』、ハイブリッドとEVの受注を開始…イタリアで
  10. ちょっと待った! 自動車税の支払い…キャンペーンやポイントがつく支払い方法で
ランキングをもっと見る