【プジョー 308GTi 試乗】ストレスなく…津々見友彦

試乗記 国産車
【プジョー 308GTi 試乗】ストレスなく…津々見友彦
【プジョー 308GTi 試乗】ストレスなく…津々見友彦 全 3 枚 拡大写真
3ドアハッチの精悍なフロントマスクは一目で『308』と判りスポーティかつおしゃれ度も強い。インテリアは革巻ステアリングホイールのデザイン以外は他のシリーズと変わりないが、シルバーリングのメーター、燻し銀のシックなイメージのダッシュパネルなど、飽きの来ない端正なデザイン。

1.6リットル、128kW/175psエンジンは心地好いエキゾーストサウンドを響かせながら軽快に走る。2000回転以上ならアクセルレスポンスはよく、ターボを意識しないストレスのない走り。0-400m加速の雰囲気は17秒台と軽快だ。

やや気になるのは低いギヤで強いトルクを掛けると瞬間的にステアリングが取られるFF特有の“トルクステアー”。だが、操縦性はなかなか優等生。しっかりした足を持ち小さなロールでナチュラルにコーナリング。ブレーキは小さな踏力で後半強力に効く。女性にも安心感が高いが、ちょっと慣れが必要。乗り心地は流石に良く、しっかりした足ながら凹凸路も気にならない。6速MTもスムーズでクラッチも軽くストレスなく走れるコンパクトGTだ。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★
オススメ度:★★★★

津々見友彦|モータージャーナリスト
第1回日本グランプリに出場。日産、トヨタ、いすゞの元ワークスレーシングドライバー。現在はモータージャーナリストとして活躍。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。その他にポルシェクラブ・ドライビングスクールの講師も務める。趣味はハイスピードドライビング、モーターグライダー、パソコン。最近はデジカメと電気自転車に凝っている。

《津々見友彦》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産の商用車200台超、英国ホテルチェーン大手が導入へ…価格や性能が決め手に
  2. 【DS N°8 新型試乗】ハンドリングはもはや「賢者」、フランス車の味わいを濃縮した極上の一台…南陽一浩
  3. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  4. SHOEIのフラッグシップヘルメットに限定「カーボン」仕様が登場!「垂涎の一品」「想像より安い」など話題に
  5. 公道走行不可、メルセデスAMG最強「GT2エディションW16」発表…F1技術搭載で830馬力
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る