【新聞ウォッチ】松下電器、きょうから「パナソニック」

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【新聞ウォッチ】松下電器、きょうから「パナソニック」
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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2008年10月1日付

●金融法案否決ショック、米大統領早期解決促す(読売・1面)

●ガソリン販売量4か月連続減(読売・13面)

●追突に対応、エアバッグ、トヨタ開発(読売・13面)

●パナソニックにきょう社名変更 松下電器(毎日・8面)

●新日石、太陽電池に参入、三洋と新会社(産経・8面)

●市場大揺れ、ソニーやトヨタ国際優良株下げ(日経・3面)

●トヨタ・鉄鋼協力始動、鋼材コスト削減、品種減など100項目(日経・9面)

●車輸出、8月前年割れ3年1か月ぶり(日経・9面)

●三菱自「パジェロ」低公害ディーゼル来年発売(日経・11面)

●ハイブリッド車、2010年に100万台、トヨタ、世界販売(日経・11面)

ひとくちコメント

松下電器産業が「パナソニック」に社名を変更した。1918年に「経営の神様」と呼ばれた故松下幸之助氏が創業して以来、90年間続いた「松下」の歴史に幕を下ろし、新たな一歩を踏み出した。きょうの各紙には「本日、新たに。パナソニック株式会社です。」というキャッチコピーの見開き全面カラー広告を掲載している。

日経も「松下きょうからパナソニック」というタイトルで社名変更に関する記事を取り上げているが、「遅れている海外市場にブランドを浸透させ、事業のグローバル化に拍車をかけるのが狙いだ」と指摘している。

これまで松下電器は「パナソニック」と「ナショナル」というブランド名を使い分けてきた。だが、海外では「パナソニック」は浸透しているが、その社名が「松下電器」と知る人は少なく、メディアに「松下」の社名が取り上げられても宣伝効果は薄かったという。

経営戦略上「ブランド価値」を高めることは重要なことだが、少年時代のスーパーヒーロー「ナショナルキッド」に夢中だったオジサン世代には2009年度末までに「ナショナル」も消えるのはちょっぴり淋しい想いもする。

《福田俊之》

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