河西工業、南関東の生産体制を再編

自動車 ビジネス 企業動向

河西工業は、南関東の生産拠点を再編すると発表した。連結子会社であるエーピーエムの綾瀬工場で行っている自動車内装部品の生産を、河西工業の寒川事業部に全面移管し集約する。

これまで寒川と綾瀬に分散していた南関東地域における内装部品生産を1か所に集約することで、操業度アップを図り、生産の効率化・合理化を図る。

綾瀬工場は、分散していた機能を集約化するなどの有効活用策を今後検討する。これに伴ってエーピーエムは、従来から行っている福利厚生業務などのサービス事業に今後特化していく予定。エーピーエムの綾瀬工場の従業員は、引き続き河西工業グループ内拠点で生産に従事する予定だ。

これらの再編は、2009年3月末を目処に完了する予定。

国内自動車産業を取り巻く環境は、北米経済失速の影響や日本経済の先行き不透明感などにより、今後益々厳しい状況が続くことが予想される。同社は生産体制の再編で経営資源の最適配置を行い国内事業の競争力強化を図る。

《レスポンス編集部》

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