【パリモーターショー08】レクサス IS 待望のオープンモデル公開

自動車 ニューモデル モーターショー
【パリモーターショー08】レクサス IS 待望のオープンモデル公開
【パリモーターショー08】レクサス IS 待望のオープンモデル公開 全 9 枚 拡大写真

レクサスは10月2日、パリモーターショーで新型『IS250C』を世界初公開した。4ドアセダンの『IS』シリーズに設定された初の2ドアモデルで、アルミ製の電動3分割ルーフを装備。わずか20秒でトップの開閉ができるのが特徴だ。

スタイリングはISのスポーティでダイナミックな雰囲気を残しながら、2ドアらしい上品で華やかなムードを強調。ボディサイドのウェストラインは4ドアよりも高い位置に置かれているのが目を引く。フロントのバンパーも4ドアとは異なる専用デザイン。テールランプにLEDが組み込まれるのも4ドアとの違いである。

注目の電動ルーフは軽量なアルミ製で、3分割されてトランクに格納される。トップの開閉にかかる時間は20秒。トヨタは「3分割の電動メタルトップ車としては世界最速の開閉時間」と語っている。

実際、トップの開閉時間はISと同じ3分割ルーフのBMW『335iカブリオレ』が約23秒。2分割ルーフのメルセデスベンツ『SL』は約16秒と短いが、トヨタの最速との説明も納得できる。

ボディサイズは公表されていないが、オーバーハングは4ドアに対して、フロントが15mm、リアが55mm延長。リアシートは独立2座で、大人が座れる居住性を確保している。電動トップ機構をコンパクトに設計し、室内スペースをできる限り犠牲にしていないのも特筆点。トランクにはオープン状態でもゴルフバッグ1個が収まる。
 
エンジンは4ドアと共通の2.5リットルV6で最大出力は208ps。パドルシフト付きの6速ATと組み合わせられる。

このほか、万一の横転の際に乗員を保護するロールオーバーバー、12スピーカーのマークレビンソンオーディオ、速度感応式ヒーターシステムなど、快適&安全装備は充実。プレミアムカーらしく、不快なノイズ、振動、ハーシュネスも徹底的に低減された。
 
IS250Cは2009年夏に欧州で発売予定。その後、北米でもリリースされる。レクサスブランドに華やかな魅力を添えるモデルだけに、日本導入も、ほぼ確実と見ていいだろう。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  3. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  4. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  5. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る