【ダカール09】片山右京、エコ強化したランクルで出陣

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【ダカール09】片山右京、エコ強化したランクルで出陣
【ダカール09】片山右京、エコ強化したランクルで出陣 全 5 枚 拡大写真

片山右京選手率いるTeamUKYOは2日、「TeamUKYOエコプロジェクト ダカールラリー2009参戦発表会」を、池袋にあるアムラックス東京で行った。

09年もダカールラリーに挑戦する片山選手は、エベレスト登頂など自らの経験で感じた地球規模の環境悪化を、少しでも知ってもらいたいということで、09年も走るとした。ただ訴えただけでは聞いてもらえないため、少しでも注目を集められるようにと、ダカールラリーを走るということである。

09年の参戦車両は、トヨタ『ランドクルーザー D-4D 5ドア』(ダカールラリー2009出場クラス FIA T2:市販車無改造クラス)。

今回も廃てんぷら油をリサイクルしたバイオ・ディーゼル燃料「C-Fuel」で挑むほか、横浜ゴムのエコタイヤでオレンジオイルを配合した「ジオランダー A/T-S」のダカールラリー専用「235/85R16」を装着し、車体の一部にはケナフ材を使用。また、モータースポーツ用としては初となる生分解性オイルを使用した環境対応ダンパーも今回は新たに搭載する。現在、車両はトヨタフランスで開発中だが、会場には参考として、09年仕様のカラーリングが施されたランドクルーザーも展示された。

ゲストには、地上波のF1中継で片山選手と共演しているタレントの山田優さんも駆けつけ、「自分の見てくれがみすぼらしいから、呼ばなければよかった(笑)」などとお得意の片山節が飛び出す場面も。

最後に片山選手は、ダカールラリーは心身共に過酷極まりない競技のため、正直参戦したくない気持ちも半分あると明かしつつも、大事なことだからがんばると語る。「メッセージを発信して何が変わったかといったら、まだ何も変えられてない。でも、少しずつエコに取り組んでいる企業からいただく話も増えてきています。今回協力していただいた企業や応援してくれている方々への感謝の気持ちを忘れず、謙虚に最後まで諦めずにがんばりたいと思います」とコメントして会見は終了した。

《デイビー日高》

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