【シトロエン C5 試乗】シャシー供用も“らしさ”充分…松下宏

試乗記 国産車
【シトロエン C5 試乗】シャシー供用も“らしさ”充分…松下宏
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今はプジョーと同じグループにあるため、『C5』は『407』系のプラットフォームを使って作られた。にもかかわらずプジョーとは異なるシトロエンらしい味がしっかり出ていて、シトロエンの存在意義が充分に表現されている。

【画像全4枚】

特に好感が持てるのはシトロエンならではの「ハイドラクティブIIIプラス」による乗り心地良さ。スポーツモードを選んで走っても乗り心地の良さはスポイルされない。また静粛性の高さも特筆モノ。高級車のレベルにあるといって良い。

3.0リットルエンジンはレッドゾーンが低めに抑えられていて、特にスポーティな印象ではないが、低速域から充分なトルクを発生するとともに、アイシン製の6速ATとの組み合わせで滑らかな走りを実現する。乗っていて穏やかな気持ちに慣れるのが良い。

デザイン的には『C6』の縮小版といった印象もあるが、インテリア回りなどはもうちょっと個性の表現が欲しいところ。『C4』やC6に比べるとやや普通のクルマといった印象だ。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★★

松下宏|モータージャーナリスト
1951年群馬県前橋市生まれ。立命館大学卒業後、自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負する。購入ガイド系の記事を中心に、クルマ雑誌各誌、インターネットなどに執筆中。1991年から日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。

《松下宏》

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