三洋電機がモーダルシフト ヤマト運輸と共同輸送

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三洋電機がモーダルシフト ヤマト運輸と共同輸送
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三洋電機は、大型業務用機器輸送で、モーダルシフトを推進すると発表した。第1弾として、群馬 - 福岡間でヤマト運輸と共同輸送システムを構築し、10月中旬から輸送を開始した。

従来、業務用機器は大型商品が多く、商品サイズがまちまちで、トラック輸送が一般的で、モーダルシフトには不向きだった。今回、業務用空調機、業務用冷凍冷蔵庫をはじめとする厨房機器、ショーケースやバイオメディカ機器など輸送を、トラック輸送から31フィートコンテナを使用した長距離鉄道輸送に切り替える。

今回スタートした共同輸送システムでは、両サイドが開く集荷用大型トラック(10t)の荷台と31フィートコンテナが同じ形状・同等の積載量であることから、トラック輸送と鉄道輸送を組み合わせた、大型業務用機器の輸送が可能となった。

今回の共同輸送システムでは、三洋電機の東京製作所(群馬県邑楽郡)から三洋電機の九州物流センター(福岡県糟屋郡)間の物流のうち、越谷貨物ターミナル駅(埼玉県)と福岡貨物ターミナル駅(福岡市)間の約1200kmを鉄道輸送に切り替える。

往路で九州物流センターに業務用機器を納入後、復路は、コンテナにヤマト運輸の福岡ベースの宅急便を積載して、福岡貨物ターミナル駅から越谷貨物ターミナル駅に戻るシステムで、全区間トラック輸送した場合に比べ、1往復約3.7tのCO2を削減でき、年間では200tのCO2削減が可能になる。

《レスポンス編集部》

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