日本興亜損保、CO2排出量算定基準を策定、12年度までにカーボンニュートラル化

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日本興亜損害保険は、環境省、リサイクルワンの協力を得て、「CO2排出量算定にかかる基準(日本興亜基準)」を策定した。同時にCO2排出量の削減策など「カーボンニュートラル宣言」の詳細計画も策定した。

今回策定したCO2排出量算定にかかる基準は、環境省が設立したカーボン・オフセットフォーラム(J-COF)が今年10月6日に公表した「カーボンオフセットの対象活動から生じるGHG排出量の算定方法ガイドライン」に準拠して策定したもので、オフィスにおける電力使用から出張や通勤に至るまで企業活動に伴うCO2排出量を包括的に算定した。こうした基準の導入は国内初となる。これによりCO2総排出量の「見える化」を進め、具体的数値によるCO2の削減目標を策定する。

一方、カーボンニュートラル宣言では、国内事業を2012年度にカーボンニュートラル化する。

具体的な目標は、CO2排出量を2012年度までに、2006年度対比で15%以上削減し、残りの85%のCO2排出量は、排出権取引などにより埋め合わせ(カーボンオフセット)する。

《レスポンス編集部》

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