定員外乗車のクルマ路外逸脱、同乗の幼児死亡

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16日未明、和歌山県紀の川市内の市道を走行中の軽乗用車が路外に逸脱。道路脇の空き地に飛び込み、庭石(直径約1m)に衝突する事故が起きた。この事故で2歳の女児が死亡。同乗者2人が軽傷を負っている。チャイルドシート未搭載だった。

和歌山県警・岩出署によると、事故が起きたのは16日の午前0時40分ごろ。紀の川市桃山町最上付近の市道を走行していた軽乗用車が路外に逸脱。道路脇の空き地に突っ込み、置かれていた庭石に衝突した。

クルマは中破。後部座席に同乗していたとみられる2歳の女児が前方に投げ出され、天井部で全身を強打するなどしてまもなく死亡。後部座席の同乗者2人が軽傷を負った。

調べによると、事故を起こしたクルマには運転していた25歳の男性を含めた4人の大人と、死亡した女児を含めた2人の幼児が乗っており、定員外乗車の状態だった。チャイルドシートは搭載されておらず、幼児は同乗する大人が抱いていたとみられる。

現場は見通しの良い直線区間。警察では運転していた男性から自動車運転過失致死傷と道路交通法違反容疑で事情を聞いている。

《石田真一》

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