スマートがドイツでカーシェアリング開始

自動車 ビジネス 企業動向
スマートがドイツでカーシェアリング開始
スマートがドイツでカーシェアリング開始 全 4 枚 拡大写真
ダイムラーAGは10月21日、スマート『フォーツー』を使用したカーシェアリング、「car2go」の概要を明らかにした。携帯電話で予約ができ、免許証をかざすだけで車両のロックが解除できる簡単さが売りだ。

「car2go」は10月24日から、ドイツ南部の都市ウルムでスタート。ウルムは中世ゴシック建築のウルム大聖堂が有名で、高さ161mと教会の塔としては世界一の高さを誇る。また、ウルムは交通の要衝としても発展を遂げてきた。現在はアウトバーンが交差しており、市内中心部の交通量は多い。

「car2go」はとても簡単な方法で車両が借りられるようにした点が特徴。1回登録しておけば、あとは携帯電話からいつでも予約が可能。50台のスマートは市内の専用駐車場に用意され、電子チップを埋め込んだ免許証をウィンドウの読み取り機にかざすだけで、車両のロックは解除される。

料金体系もシンプル。走行した距離に関係なく、1分につき19セント(約25円)が課金される。この金額にはガソリン代、保険料、税金が含まれる。車両は市内に限って走行可能。駅や空港などで乗り捨てもできるという。

まずは、ダイムラーの社員を対象に「car2go」を開始。ダイムラーのプロジェクト責任者、ロバートヘンリッヒ氏は「2009年春にはウルム市民や旅行者を対象にサービスを拡大したい」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『レガシィ』生産終了、米工場から最終モデルがラインオフ…36年の歴史に幕
  2. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
  3. 日産『マイクラ』新型、全車EVで約320万円から…英国で予約開始
  4. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  5. 「実質312万円スタート」スズキの新型EV『eビターラ』、コスパの高さにSNS注目!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る