光岡自動車が GalueリムジンS50 を発表・発売
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GalueリムジンS50は、日本の道路事情を考慮し実用性を優先したボディサイズでありながら、後部座席で足を組んでも充分な広さが確保してあり、メーカーでは、さまざまなシーンでおもてなしを提供する、としている。
造形の特徴の一つがルーフパネルだ。現行『ビュート』と同じ工法で、ストレッチした長さのルーフパネルを鉄板プレスで成型加工し、車体に被せてある。一般的にはルーフ延長部の溶接跡を隠すためにレザーを貼るなどの処理をするが、この工法により違和感の少ないデザインとなっている。
また、一般的にストレッチリムジンのニーズは、ハイヤー、旅館・ホテル・結婚式場の送迎などビジネスユースが中心だが、GalueリムジンS50は、ボディサイズの設定や800万円台からの価格設定など、個人ユースも配慮した。
ほとんどの自動車メーカーがストレッチリムジンの生産を中止しているが、光岡自動車のような手作りによる少量生産だからこそ、このようなモデルの開発・生産が成しえる、と自負する。
また、今回同時に、ベース車両の外装意匠には手を加えずストレッチのみ施した、『ミツオカリムジンS50』も発売した。
価格は、GalueリムジンS50が、「250LX 」の801万6750円から、「350LX本革パッケージ」の934万5000円まで。ミツオカリムジンS50が「250LX」の728万6750円から「350LX本革パッケージ」の8615000円まで。
《高木啓》