前週末の米国株安を受け、平均株価は寄付直後にバブル崩壊後の最安値を更新。その後は底固い展開となったが、後場入り後「メガバンクが公的資金注入」と一部で報じられたことで地合いが一変。欧米と比較して相対的に健全と見られていただけに、日本の金融システムに対する不安感が高まり、486円の大幅安。
全体相場は4日続落。1982年10月7日以来26年ぶりの安値となった。世界的な景気後退に対する警戒感が強まり、自動車株は全面安。
トヨタ自動車が前週末比260円安の2940円と続落し、3000円大台割れ。ホンダが178円安の1812円、日産自動車が37円安の404円と続落した。