ホンダ、北米でリース残価下落費用など増加

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ホンダ、北米でリース残価下落費用など増加
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ホンダは28日の第2四半期決算発表の席上、北米での中古車価格(リース残価)下落やクレジットリスクへの費用を2009年3月期通期で490億円程度見込んでいることを明らかにした。

7月時点では290億円としていたが、ローン販売での焦げ付きが漸増傾向にあり、200億円積み増すこととした。リース販売に伴う残価の悪化は、ライトトラック系の中古車価格下落によって各社の業績に影響を与えている。

ただ、ホンダの場合はライトトラック系についても中古車価格は「下げ止まり傾向になってきた」(近藤広一副社長)という。一方で、ローンの焦げ付きによるクレジットリスクは大きめに見ている。

同社の金融子会社がクレジット供与する顧客は「プライム」層が主体だが、米経済の悪化によって焦げ付くケースが増加する傾向にあるという。

《池原照雄》

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