三菱自動車、通期純利益は200億円を据え置き

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三菱自動車、通期純利益は200億円を据え置き
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三菱自動車は30日、09年3月期の9月中間決算と通期業績予想を発表。世界的な販売環境の悪化から売上高や営業利益は期首予想を下方修正したものの原価低減の強化など「全社挙げての緊急対策」(益子修社長)により、純利益は200億円(前期比42.4%)の期首予想を確保する構え。

世界販売は従来の136万台を約8万台下方修正し、122万8000台(同10%減)としている。好調だったロシア、ウクライナについても若干下方修正した。

通期の売上高は2900億円修正して2兆3600億円(12.6%減)、営業利益は100億円少ない500億円(54%減)の予想とした。

益子社長は「歴史的な経済変革期と認識している。グローバルに思い切った在庫調整するなど、スピード感をもって対応したい」と強調した。

9月中間期は車種構成の改善などがあったものの、販売減と為替影響などにより売上高は前年同期比8%減の1兆2140億円、営業利益はコスト低減効果などにより35%増の254億円を確保した。

《池原照雄》

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