マツダ、通期純利益を500億円に下方修正

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マツダ、通期純利益を500億円に下方修正
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マツダは30日、2009年3月期決算の第2四半期累計と通期の業績予想を発表した。北米の新車需要の落ち込みなどにより、営業利益は期首予想より250億円少ない900億円(前期比44.5%減)、純利益は200億円減額の500億円(45.6%減)といずれも下方修正した。

売上高は据え置きの3兆円(13.7%減)。世界販売計画は中国や日本などを下方修正し、従来より7万5000台少ない140万5000台(3%増)とした。中国では『マツダ2』(日本名『デミオ』)の販売が想定を下回っており、期首計画より5万台少ない13万台(29%増)に見直した。

通期の為替レートは1ドル=103円、1ユーロ=152円を前提としている。

井巻久一社長は「第3四半期以降の為替予約はほぼ終了した。今後の為替変動が経常利益以下の利益レベルに与える影響は軽微」と強調した。また、4月から取り組んでいる「コスト改革活動」により、通期では470億円にのぼる原材料費上昇などの影響を、「コスト削減でオフセット(相殺)できる」と述べた。

9月までの累計業績は売上高が1兆5755億円(前年同期比4.9%減)、営業利益は期首見通しを若干上回る607億円(16.9%減)、純利益は税効果会計の影響もあり1.7%増の295億円だった。

《池原照雄》

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