JFEの高張力鋼板、中国ボイラー技術委員会の承認取得

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JFEスチールは、DQ-T型圧力容器用60キロ級高張力鋼板「JFE-HITEN610U2」が中国ボイラー圧力容器標準化技術委員会から材料承認を取得したと発表した。

この製品は、今年7月にLPGタンク(容量3000立法メートル)向けに製造、出荷している。

JFE-HITEN610U2は、加速冷却設備「Super-OLAC」による直接焼入れ熱処理(DQ)とオンライン熱処理設備「HOP」による焼戻し熱処理を組み合わせて適用することで熱処理の完全オンライン化を可能にした。

また、現地加工工場でのプレス加工や溶接加工で、その溶接性・加工性の良さが確認されている。

HOPを適用した鋼材は、建設機械用高張力鋼板、原油タンク用高張力鋼板、ラインパイプ用高張力鋼板向けに、約42万トン採用され、同社では今後、国内やアジア諸国で、高い安全性を要求される圧力容器用としての採用が本格化すると見込んでいる。

《レスポンス編集部》

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