【三菱 パジェロ ディーゼル復活】従来のイメージとはまったく異なる

自動車 ニューモデル 新型車
【三菱 パジェロ ディーゼル復活】従来のイメージとはまったく異なる
【三菱 パジェロ ディーゼル復活】従来のイメージとはまったく異なる 全 9 枚 拡大写真

三菱自動車から『パジェロ』のディーゼルモデルが発表された。パジェロといえば、三菱を代表する“顔”であり、元来ディーゼルエンジンの出来のよさでセールスを伸ばしてきたモデルでもあるだけに、4年ぶりとなるその復活は歓迎すべきことだ。

今回のディーゼルモデル追加を契機に、デザイン面ではガソリンモデルともどもフロントグリルをスッキリとしたデザインへ一新。アルミホイールのデザインも同時に変更された。インテリアでは、一部グレードながら、本木目&本革巻ステアリングを装備して質感が向上した。

また、トランスミッションは、ディーゼルモデルとガソリンモデルはともに、5速ATを採用し、加速性能と燃費性能を高めている。マニュアルトランスミッションはガソリンモデルのベーシックグレードにのみ設定されている。

新たに搭載されたディーゼルエンジンは、3.2リットル直4インタークーラーターボ。ベースそのものは、以前からパジェロに搭載していたものながら、新たに燃料噴射をコモンレール式としてきめ細やかな制御を実現している。

排気系にはNOxトラップ触媒/DPFをプラスすることで、内容的には新開発といっていいほどの進化ぶりを見せている。その結果、新長期排出ガス規制をクリアしているのが注目点だ。燃費も2015年規制をパスしており、着実な数値アップを果した。

開発の取りまとめを担当した志村友訓さんいわく「現状において、できうる限りの環境性能を実現しており、従来のディーゼルのイメージとはまったく異なる」語る。

実際に白い布をマフラーの前に置いて黒煙の排出量をテストしても、新ディーゼルエンジンは、ほとんど黒煙を発せず(以前のエンジンは真っ黒に)、じつにクリーンなことがわかる。

《近藤暁史》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  2. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
  3. 「完璧なフルモデルチェンジ」三菱『デリカミニ』が2代目に! 可愛さも機能も大幅進化で「後世に受け継がれる名車」と話題に
  4. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  5. トヨタの新型『ヤリスセダン』がタイで登場!「アティブ HEV」にはGRスポーツも
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る