【アウディ A4 試乗】リアシートのユーザーに…石川真禧照

試乗記 国産車
【アウディ A4 試乗】リアシートのユーザーに…石川真禧照
【アウディ A4 試乗】リアシートのユーザーに…石川真禧照 全 5 枚 拡大写真

1.8リットルターボとV6の3.2リットルという両極端のエンジンをラインナップしているが、動力性能は1.8のFF車で十分。軽快感がある。

とはいってもベストモデルの2.0リットルターボの投入が遅れているのは問題。ボディサイズもホイールベースで16.5cm、全長で12cm、幅は5.5cmも大きくなってしまったが、ユーザーとしては1.8mをオーバーした全幅は日本では不便なことが多い。しかもスペックほどに室内の大きさは変わっていない。

ラゲッジも容積は多くなったというが、ぼくの計測では奥行や幅は旧型とほとんど同じ。サイズアップの恩恵はリアシートの居住性だ。だから新型の『A4』はリアシートの使用頻度の多いユーザーにすすめたいクルマ、というのがぼくの評価だ。

■5つ星評価
パッケージング:★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★

石川真禧照│自動車生活探検家
日刊自動車新聞社を経て1971年からフリーの自動車評論家。1982年、I.W.オフィースを設立、自動車を中心としたメディア活動を開始する。自動車を生活の道具として捉える評論を得意とし、「自動車生活探検家」を名乗る。08-09日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。

《石川真禧照》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. いつでもビーチ気分! 夏仕様のSUV『ハバナ』が30台限定で登場、499万円から
  3. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  4. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
  5. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る