【COTY 選考コメント】武闘派の僕が納得した…木下隆之

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【COTY 選考コメント】武闘派の僕が納得した…木下隆之
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僕はCOTY最高の栄誉である大賞には、末永くその存在感が輝き続けるような華やかさが必要と思っている。その意味では、今年の大賞はトヨタ『iQ』と日産『GT-R』のどちらかに資格があると思えた。特にGT-Rには、特別賞3賞を含んだ史上初の4冠も期待されたのだが……。

結果、iQが圧勝した。奇しくもスモールとビックパワーの対決になったのは興味深いところ。選考員の多くが、この時代に相応しいモデルとしてスモールを選んだということだ。

武闘派の僕が10点を授けたのはGT-Rなのだが、iQに破れたのであれば納得できる。GT-Rに負けず劣らず、魅力的なコンセプトが存在感を発散していたからだ。実際に僕もiQにはGT-Rにつぐ大量点を加えたのだ。

木下隆之|モータージャーナリスト
プロレーシングドライバーにして、大のクルマ好き。全日本GT選手権を始め、海外のレースでも大活躍。一方でカー・オブ・ザ・イヤー選考委員歴は長い。『ジェイズな奴ら』を上梓するなど、作家の肩書きも。

《木下隆之》

木下隆之

学生時代からモータースポーツをはじめ、出版社・編集部勤務を経て独立。クルマ好きの感動、思いを読者に伝えようとする。短編小説『ジェイズな奴ら』も上梓。日本・カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。「心躍るモデルに高得点を与えるつもり」。海外レース経験も豊富で、ライフワークとしているニュルブルクリンク24時間レースにおいては、日本人最高位(総合5位)と最多出場記録を更新中。

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