東洋ゴム中間決算…当期赤字に転落 米国販売不振など

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東洋ゴム工業が発表した2008年9月中間期の連結決算は、米国での販売減少、原材料価格の高騰などで営業利益が前年同期比83.4%減の11億7700万円と大幅減益となった。

売上高は同1.8%増の1728億2000万円だった。国内新車用タイヤは高付加価値商品の販売が増加したものの、国内市販用タイヤは低迷した。海外市販用タイヤは米国での販売が大幅に落ち込んだものの、欧州、豪州、中近東、東南アジアは順調だった。
 
経常利益は同95.6%減の2億7400万円、当期損益は退職給付費用や棚卸資産評価損などを特別損失に計上、22億1400万円の赤字に転落した。
 
通期業績見通しも新車生産台数の減産などを見込んで下方修正した。売上高は同2.3%減の3490億円、営業利益が同92.4%減の10億円、経常損益が8億円の赤字、最終赤字が26億円となる見通し。

《レスポンス編集部》

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