【ダカール09】トヨタ車体が参戦発表会…バイオディーゼル

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【ダカール09】トヨタ車体が参戦発表会…バイオディーゼル
【ダカール09】トヨタ車体が参戦発表会…バイオディーゼル 全 9 枚 拡大写真

トヨタ車体は14日、東京臨海都心のメガウェブでTeam Land Cruiser TOYOTA AUTO BODY「ダカールラリー2009 アルゼンチン - チリ」参戦記者発表会を実施した。

これまで同チームは、市販車部門のディーゼルクラスで95 - 04年の7連覇、さらに05 - 07年はガソリンクラスも含めた市販車部門総合での3連覇を達成してきた実績を持つ。

今回も市販車部門ディーゼルクラスに初に挑戦するが、車両は初採用の『ランドクルーザー200』となる。さらには、参戦車両2台の内の2号車の燃料として、食廃油をベースにしたバイオディーゼル燃料を使用するとした。車体のバックドアウィンドウ、リアドアウィンドウ、リアクォーターウィンドウにはケナフベースのバイオプラスチックボードを使用しており、ECO仕様のラリーカーとなっている。

また会見では、関東の高校や大学がバイオディーゼル用の食廃油を提供し、学生たちが手渡すセレモニーも行われた。会見場には実車(1号車)も展示。さらに、メガウェブ・ライドワン特別コースを使用して、2号車のドライバーのニコラ・ジボン選手による同乗走行も行われた。

1号車のドライバーの三橋淳選手は、「2年ぶりなので緊張しているところもありますが、新型車には手応えを感じております。ぜひともチームの臨む結果を持って帰ってきたいなと思います」とコメントした。

日本サイドのチーム体制は、以下の通り。このほか、フランス人メカニックなどが加わる。

チーム代表:酒井伸二(トヨタ車体)
監督:森達人(トヨタ車体)
エンジニア:小川登志雄(トヨタ車体)
1号車ドライバー:三橋淳
1号車ナビゲーター:ブルーノ・カタリ
2号車ドライバー:ニコラ・ジボン
2号車ナビゲーター:三浦昴(トヨタ車体)
日本人メカニック:小林義夫、黒澤弘安(以上、東京トヨペット)、堺賢司、松本敦(以上、福岡トヨタ自動車)

《デイビー日高》

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