日本IBMと三菱自動車、戦略的アウトソーシング契約を5年間延長

自動車 ビジネス 企業動向

日本IBMは、三菱自動車と2002年10月から実施していた戦略的アウトソーシング契約を5年間延長、三菱自の情報システムの運用・保守業務全般を受託すると発表した。

今回更改した戦略的アウトソーシングの契約期間は、今年10月から2013年9月までの5年間。
 
今回の契約には、従来の基幹情報システムの運用管理とそのアプリケーション運用・保守、ITヘルプデスク、PCサポートなどのエンドユーザー・サポートに加え、部品・製品情報基盤整備、システム基盤整備・標準化などを視野に入れたアプリケーション企画支援などが含まれる。
 
日本IBMは、障害管理やヘルプデスクなど、システムの運用管理に必要な機能を、機能ごとに集約し専門スキルを最大限に活用するIBMグローバル標準デリバリーモデルに即した体制で、今回のアウトソーシング・サービスを提供する。IBMグローバル標準デリバリーモデルを活用することで、均一で高品質な運用管理サービスを効率的に提供しする。
 
業務アプリケーションの運用・保守は、IBMインドの開発拠点を活用する。
 
また、IBMデータセンターに設置されたIBMのオープン・メインフレームを活用するホスティング・サービスの利用範囲を拡大することにより、三菱自動車の基幹情報システム基盤の堅牢性を確保するとともに、より柔軟に効率よく最新のテクノロジーにも対応できるようになる。
 
さらに、三菱自動車の各拠点に設置された機器やネットワークの統廃合を推進するとともに、サーバーに対するセキュリティー対応の強化や、各種法令対応の強化なども実施する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【ダイハツ タフト 新型試乗】ほどよい個性とさりげない行動範囲の広さがいい…島崎七生人
  2. マツダの新型SUV『EZ-60』が250万円スタート…10月に盛り上がった口コミ記事ベスト5
  3. 大人の秘密基地のキャンピングカー提案、「TRIP BLACK EDITION」出展へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. 「ピンチな時に覚醒する日産」新型ティアナの大進化に、SNSでは「セダン復活」熱が再燃
  5. ブリッツ、エンジン出力向上デバイス「パワコンX」発売、190車種以上に対応
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る