【ロサンゼルスモーターショー08】フォード マスタング が大幅改良

自動車 ニューモデル モーターショー
【ロサンゼルスモーターショー08】フォード マスタング が大幅改良
【ロサンゼルスモーターショー08】フォード マスタング が大幅改良 全 8 枚 拡大写真

フォードは17日、『マスタング』のマイナーチェンジの概要を明らかにした。内外装のリファイン、エンジンのパワーアップ、足回りの設定変更など、改良は多岐に渡る。実車は19日に開幕するロサンゼルスモーターショーで披露される。

今回のマイナーチェンジのテーマは「初代マスタングへの回帰」である。1964年に登場したマスタングは、アグレッシブなボディにパワフルなV8を搭載。「元祖ポニーカー」として市民権を獲得した。

最新モデルは初代のモチーフを随所に取り入れながら、いっそうマッスルに変身。外観はフロントが新グリル、ウインカー一体ヘッドランプ、パワードームなどを採用。フォグランプは小型化され、V8はグリル、V6はバンパーに配置される。リアは3連のLEDランプが新しい。

インテリアはインパネを一新するとともに、アルミパネルやクロームリングで質感を高めた。照明は125色から選択できるようになった。レザーシートは素材を吟味。フォードのテレマティクスシステム、「SYNC」は最新仕様にアップグレードされている。

エンジンは従来どおり、4リットルV6と4.6リットルV8の2機種。最大出力はV6が不変で213ps、V8は11ps向上して315psを発生する。足回りはダンパー、スプリング、スタビライザーの設定を変更し、ハンドリングを引き上げた。

新しいマスタングは2009年12月から販売開始。GMのシボレー『カマロ』、クライスラーグループのダッジ『チャージャー』と競合する。マスタングの車重がライバルよりも50kg以上軽い点は、アドバンテージといえるだろう。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  4. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
  5. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る