日産自動車は19日発表した新型『キューブ』を来年以降、欧米市場にも投入しコンパクトミニバンのワールドカーとして育成する。志賀俊之COOは発表会見で欧米への投入は「品揃えを拡充するため、開発段階から欧米への投入を前提にした」と述べた。
キューブはこれまでの2代目までは国内専用車として販売してきた。志賀COOは、燃費性能だけでなくデザインや使い勝手からも、米国などの「若い世代にも受け入れられる」と期待を表明した。
米国は2009年春、欧州は同年秋に日本からの輸出で市場に供給する。日本では月間4200台を計画しているものの、欧米での販売計画は未定としている。
