ディーゼルエンジン特許出願人ランキング…トヨタがトップ

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アイ・ピー・ビー(IPB)は、ディーゼルエンジンの研究開発を行う企業などの技術競争力を特許の質と量の両面から総合的に評価した「出願人スコアランキング」をまとめた。

出願人スコアは、各出願人が出願・登録した特許の総合力を測るための指標。独自の「IPBパテントスコア」を応用し、特許件数の比較だけでは見られなかった、質的観点を取り込んだ特許力の評価を行った。
 
この結果、1位はトヨタ自動車で4684.88ポイントだった。2位はデンソーで3109.62ポイントで1、2位をトヨタグループが占めた。3位はロバート・ボッシュで1798.75ポイント。
 
トヨタ自動車は出願件数も1位で、2位以下を大きく引き離している。特許の質・量ともに高い競争力を持つ企業となった。特に燃料噴射装置を含む内燃機関の分野に強みがあるほか、「排ガス浄化フィルタ」、「排ガス浄化装置」「排ガス浄化触媒」の分野でも、幅広く競争力を持っていることを示した。
 
ランキングの対象は、日本の特許庁にディーゼルエンジン関連技術を出願・登録している企業、大学・研究機関、個人。2003年1月から2008年7月末までに公開・登録された公報8721件をもとに集計した。

《レスポンス編集部》

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