【ロサンゼルスモーターショー08】ポルシェ ボクスター&ケイマン マイナーチェンジ

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【ロサンゼルスモーターショー08】ポルシェ ボクスター&ケイマン マイナーチェンジ
【ロサンゼルスモーターショー08】ポルシェ ボクスター&ケイマン マイナーチェンジ 全 8 枚 拡大写真

ポルシェは19日、『ボクスター』と『ケイマン』をマイナーチェンジした。エンジンのパワーアップ、新トランスミッション「PDK」の採用などがニュースだ。

標準グレードの水平対向6気筒エンジンは現行よりも排気量を200cc拡大し、2.9リットルに進化。最大出力はボクスターが10ps向上して255ps、ケイマンが20ps向上して265psを発揮する。

高性能版の「ボクスターS」、「ケイマンS」の3.4リットル水平対向6気筒は、エンジンを直噴化。最大出力はボクスターが15psアップの310ps、ケイマンが25psアップの320psを獲得した。

ATが『911』と同じPDK(ポルシェ・ドッペル・クップリング)に変わったのも話題。デュアルクラッチを使った7速2ペダルMTは電光石火のシフトチェンジを可能にする。

実際、ケイマンS・PDK仕様の0-100km/h加速は4.9秒。現行の5速AT(ティプトロニックS)の6.1秒を上回るだけでなく、6速MTの5.4秒すら凌駕するタイムをマークする。燃費の改善もPDK化がもたらした効果だ。

外観はヘッドランプ、バンパー、テールランプなどのデザインを変更し、新鮮さをアピール。PSM(ポルシェ・スタビリティ・マネージメントシステム)は、最新仕様にバージョンアップされている。

マイナーチェンジしたボクスターとケイマン、日本では12月6日から注文受付を開始する。

《森脇稔》

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