痛車写真蔵…痛Gふぇすた in お台場 詳報

自動車 社会 行政
痛車写真蔵…痛Gふぇすた in お台場 詳報
痛車写真蔵…痛Gふぇすた in お台場 詳報 全 30 枚 拡大写真

去る11月9日、最近話題の痛車のイベント「痛Gふぇすたinお台場」が行われた(既報)。主催者の芸文社発表によると当日の入場者数1万2000人、痛車390台、痛単車48台、痛チャリ26台という大イベントとなった。

【画像全30枚】

このイベントは同社の痛車関連書籍の発売に伴って行われたものだが、昨今これに限らず痛車関連のムック本などは複数の出版社から発売されている。また、テレビのバラエティ番組で取り上げられたり、プラモデルメーカーから痛車のプラモデルやミニカーが発売され、模型雑誌では痛車の工作特集が組まれるなど、「痛車」に対する認知度は上がってきている。

そもそもアニメやゲームのキャラクターなどを車体に描く事自体は以前から一部のコアなアニメマニア、いわゆるオタクと呼ばれる人たちの間で細々とではあるが存在していた。また、ラジコンカーの世界では「キャラボディ」と呼ばれ、普通に存在していたが一般にはあまりなじみの無い事であった。

ところが、ここ数年「…萌」「ネコ耳」「メイド喫茶」など秋葉文化(オタク文化)が世間に認知されるに伴って「痛車」もオタクの一形態として関心が集まるようになってきた。では、このアニメの萌キャラなどを描いた車両がなぜ「痛車」と呼ばれるようになったかという経緯については「傍から見ていて痛い車、またはオーナー自体が痛い人」「オーナー自身が自らの痛さを自嘲的に呼び出した」など諸説あるが真偽は定かではない。

ただ今回の「痛Gふぇすたinお台場」を見る限り、集合台数、観客動員数そして、車両のペイント、ラッピングシートなどの関連企業のブース出展等「痛車」が自動車の一カテゴリーとして社会的に認知を得たと言えるのではないだろうか。

《丸山秀和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新車世界販売 ホンダ4位に転落、スズキ2位に浮上へ、2025年度下期[新聞ウォッチ]
  2. 「日本一“ちょうどいい日産車”」小型セダン『セントラ』の進化に日本のファンも「気合い入りすぎw」と注目
  3. 「就職人気企業ランキング」総合トップは8年連続で伊藤忠商事、トヨタは42位に後退[新聞ウォッチ]
  4. ジャガーの名車『Eタイプ』がベース、930kgまで軽量化した「ライトウェイトGTR」発表
  5. 小さくてびっくり! 噂のメルセデスベンツ「ベビーGクラス」、ついに実車をスクープ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る