フォルクスワーゲンは28日、ドイツのエッセンモーターショーで「ブラック&ホワイト」をテーマに開発した『シロッコ』と『イオス』の特別仕様を発表した。イオスに用意されたのは「ホワイトナイト」。
企業のM&Aで話題になる「白馬の騎士」ではなく、「白夜」の意味である。ボディカラーは純白のキャンディホワイト。ルーフ、グリル、ドアミラーはブラックで仕上げられ、白と黒が絶妙のコントラストを見せる。
室内はブラックのナッパレザーを標準装備。オーディオ周辺やドアにはホワイトの装飾パネルを追加し、アクセントにしている。エンジンは最大出力250psの3.2リットルV6だ。
日本ではボディカラーの白人気は高いが、欧州ではそれほどでもない。シロッコとイオスのホワイト仕様は、欧州の顧客には新鮮と受け止められるかもしれない。