トヨタ改造自動車届出漏れ…福祉車両の新規検査で不適切な受検

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トヨタ改造自動車届出漏れ…福祉車両の新規検査で不適切な受検
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国土交通省は、トヨタ自動車が『ハイエース / レジアスエース』の福祉車両(車いす移動車)で、新規検査の際、トヨタ車体が改造したにもかかわらず、検査に先立って保安基準適合性を事前に審査する改造自動車届出を行わずに受検していた事実が判明した、と発表した。改造箇所はリーフ・スプリング(板ばね形状のサスペンション)。

自動車検査独立行政法人の事務所で、福祉車両(車いす移動車)の改造が行われた自動車の新規検査の際に判明した。改造届出を行わず新規検査を受検して車検証の交付を受けたのは12型式、約1万5000台。
 
こうした行為は、道路運送車両法に基づく新規検査を不適切に受検したという事案で、同省では自動車検査制度の信頼性を低下させる極めて遺憾な事案として、同省自動車交通局技術安全部長からトヨタ自動車、トヨタ車体の社長に対し、文書で厳重注意を行うとともに、同種事案の再発防止策を報告するよう指示するとともに、該当車両のユーザーに車検証の記載内容の修正が必要であることの通知、個別に自動車の状態を確認することなどを指導した。
 
また、同省では検査申請のあった自動車について車検証の型式の修正、備考欄への改造内容を記載する。該当車両は改造自動車届出を行わせて審査した結果、保安基準に適合することを確認している。

《レスポンス編集部》

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