【新聞ウォッチ】ENEOS 新日石 とJOMO 新日鉱 統合へ

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2008年12月4日付

●タクシー「減車」法制化、国交省方針、過当競争を緩和(読売・2面)

●自動車取得税も軽減検討、自民(読売・2面)

●生産増強を一時凍結、ホンダ、トルコ、インドで(読売・8面)

●米ビッグ3再建計画、支援実現は不透明、米議会根強い反対論(読売・9面)

●ガソリン全国平均123円に(朝日・13面)

●世界の荒波、ボンドカーにも、アストン・マーチン600人削減へ(朝日・13面)

●冷え込む北米市場、日本車販売にも打撃(毎日・8面)

●深刻GM見えぬ再建、ビッグ3支援3.2兆円要請(産経・1面)

●「卑弥呼」の気品、光岡自動車(産経・9面)

●社説:米自動車救済、ビッグ3を他山の石に(東京・3面)

●新日石・新日鉱HD統合、石油、世界8位、来秋メド、持株会社売上高13兆円、規模拡大で勝ち残り(日経・1面)

●日産、米で440億円調達、自動車ローン債権担保に(日経・9面)

ひとくちコメント

新車販売の不振で「減産」が拡大する自動車産業だが、関連業界では生き残りをかけた再編の動きが出始めている。石油元売り最大手の新日本石油と同6位の新日鉱ホールディングスが2009年秋をメドに、持ち株会社方式で経営統合するという。きょうの日経が1面トップで報じている。

それによると、統合後の売上高は年13兆円強と世界8位の石油会社となり、国内でもガソリン市場で33%の販売シェアを握る圧倒的なトップ企業が誕生する。

間もなく両社の首脳が記者会見して正式発表するというが、石油業界はこれまでも再編・統合によって生き残り策を探ってきた。国内石油元売り同士の大型再編は、1999年に日本石油と三菱石油が合併して以来10年ぶりのことである。

景気後退が加速する中、石油業界に限らず年末年始にかけて企業合併・統合のニュースが紙面を飾る可能性は大きい。

《福田俊之》

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