年末年始の旅行、ガソリン価格下落で国内旅行が増加

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JTBは、12月23日から2009年1月3日までの「年末年始に、1泊以上の旅行に出かける人の旅行動向の見通し」をまとめた。それによると、国内旅行は前年並み。海外旅行は年始の出発組が減少、海外旅行人数は前年よりも減少する見込み。

ただ、国内ではガソリン価格が下落しているため、年末年始は車利用による遠出の増加が見込まれる。また、海外旅行では円高を背景に、韓国、台湾、グアムなどの近隣地域やヨーロッパが人気となっている。

今年の一般的な年末年始の休みは、12月31日 - 1月4日の5日間で昨年より1日少ないものの、12月29、30日を休めば昨年と同じ9連休となる。普段まとまった休みを取れない人たちにとって9連休は魅力的。ただ、年始は4日までの休みとなるため、海外旅行・国内旅行ともに年末の出発のほうが多い傾向にある。

米国のサブプライムローン問題に端を発した金融危機の影響を受け、冬のボーナスは6年ぶりに前年を下回る模様で、年末年始旅行に与える経済的、心理的マイナス要因は例年になく強いとしている。

この動向調査は1200人へのアンケート、JTB予約状況、航空会社予約状況、業界動向などから推計したもので、1969年に調査を開始して以来、今年で40回目。

《レスポンス編集部》

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